悲しみの深さ。
大切な人との死別は、亡くす対象者も様々です。
私のような配偶者の場合、お子様を亡くされる場合、親を亡くす場合、
兄弟、恋人、ご友人など。
どなたを亡くされた場合でも、その方にとっては最愛の人。
「悲しみの深さ」を比較することは出来ません。どの場合でも、
悲しみは本当に深いものです。
配偶者を亡くすことは、「現在(今)をなくすこと。」
お子さんを亡くすことは「未来をなくすこと。」
親を亡くすことは「過去をなくすこと。」
そんな風に感じる事と思います。悲しみの深さに変わりはありませんが
対象が違うことによって、悲しみの感じ方、立ち直りのプロセス、時期
などが違ってきます。私は配偶者を亡くした経験ですが、グリーフケアを
学んだことによって、お子様の場合、ご両親の場合、パートナーの場合など、
実際に、それぞれの立場におられる方々のお話を聞かせて頂ける機会もあり
様々な悲しみの想いを知ることが出来ました。
悲しみを抱えながらの日々は本当に辛いものですが、私自身を含め、そのよう
な方々が、少しずつ少しずつ、笑顔になっていけるようなケアが広がって
いくことを願います。
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