親子でも

久しぶりに、両親と口論に。

夫との死別を経験してから、

両親に、言ってはいけないことを

発してしまったり、時に、

「結局、相手を失ってないから、この気持ちは分からない！」

と、両親に対して感情的になったり。

この数年の間、どれだけこういう事があっただろうか・・・。

そんな時、必ず両親は言葉に詰まり、

悲しそうな顔をします。

そんな顔を見ては、

自分が吐きだした言葉に悔いたり、

自己嫌悪になったり。

そして、結局、

「親でも分かってもらえない・・・。」

とか、

「心配をかけてしまう・・・。」

とか、

そんなことを思い、

「親には言わずにおこう。」

って思ったりすることが多くあります。

一番大切だと思っていた人が

いなくなること。

一緒に未来を作っていくはずだった人が

突然いなくなること。

その悲しみや苦しみを経験し、

日々、気持ちを抑えながら生活をしている中で、

ちょっとした、言葉の行き違いだったりが

ヒリヒリしている心にさらに突き刺さる事も。

自分が吐いた言葉を想い出し、

「大切な愛する人は、何て思うだろう・・・。」

少し落ち着いて、冷静になった時に、

大切な愛する人の心の声を

感じてみること。

ヒリヒリした心を、少し和らげてくれる

かも知れませんね。

それでも、想いを吐き出すことは本当に大切。

このページに来て下さる方々にも、

「グリーフケア」と、難しい言葉ではなく、

「寄り添いの場」として、ここを

使っていただけたら。

そんな風に感じています。