何気ない一言


先日、車でラジオを聴いていた時のことです。

あるラジオ番組のとあるコーナー。

リスナーの方が、若いころに抱いていた夢。

について、電話で回答する。

そんなコーナーだったと思います。


その方の若いころに抱いた「夢」というのは、

なんと、「未亡人」

とおっしゃられました。

「・・・・・・。」

一瞬、胸にグサリと突き刺さるものが。

もちろん、悪気は全くないでしょうから

そのラジオ番組は何も悪くはありません。


死別経験に限りませんが、

何気ない言葉で、悲しい想いをする人がいたり、

心を痛めたりする人がいること。

言葉って、一度吐きだしたら

取り消すことがなかなか難しいものです。


分かってはいるつもりでも、

自分自身でも、ふと相手を傷つけてしまうような

言葉を発しているのかもしれない。

「その言葉、本当に大丈夫?」

外に出す前に、今一度再確認。


自分が悲しく辛い想いをすることによって

気付けた感覚。


それでも、きっと、同じように悲しみを

抱えた方が聞いたら、

どんな想いになるだろう・・・。

と、たくさん考えていました。


普通に生活をする中で、

そのようなことは、山のように出てきます。

そこをうまく切り替えし、

痛みを和らげる場所もちゃんとある。

そう思ってもらえるような場で

あるように。


同じような方達同士で、

遠く離れていても、

心で支え合っていけるように

発信出来たらいいな。

と思っています。


写真は、先日、同じグリーフを抱えた

方が制作された作品です。

地味目ナチュラルな雰囲気作品に

とても癒されています。


一宮市グリーフケアakari

グリーフケア・グリーフワーク

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