中日新聞に掲載して頂きました。


akariの活動が中日新聞の尾張版に掲載して頂けました。

夫を亡くしてから素の自分でいられる場所、

本当の自分の想いを吐き出せる場所がなくなりました。

私にとってその全てが夫でした。

その夫がいなくなり、外に出ると殻をかぶったような自分になってしまいました。

多分・・・今もきっとそこはあまり変わっていないと思います。

同じ経験をして、同じ悲しみを抱える仲間に出逢い、

akariという場所を作ってからは唯一、

素の自分を出せる居場所となっています。

外では言えないマイナスな想いも、akariでは

みんなが同じ想いを経験しているから、安心して吐き出す事が出来ています。

笑う事も、同じ経験をした人とだったら心から笑えるようになりました。

みんなの前だったら愚痴も遠慮なく吐き出す事が出来るようになりました。

お空にいる大切な人の話を、みんなの前だったら遠慮なく話す事が出来ることは

自分にとって大切な時間となりました。

生きていく中で、24時間ずっとそのような場所にいられる訳ではありませんが、

同じ経験をされた方達と支え合えることは、

私にとって、生きる力に繋がっています。

一人じゃない。

本当にそう感じさせてもらえています。


掲載して頂いたことで、思った以上に反響があり、

お問い合わせやメッセージをたくさんいただいています。

akariは私を含めメンバー3名で小さな小さな活動をしています。

大きな事は出来ませんし、一度にたくさんの方のお役には立てないかもしれませんが、

メッセージ、お問い合わせをしてくださった方、

お一人お一人に想いを寄せながらお返事させていただきたいと思っています。

そのため少しお時間を要してしまうかもしれませんが、

必ずご連絡させて頂きますので、その間はメッセージのやりとりのみでも

想いの吐き出しにこの場を使って頂けると幸いです。


夫が命に代えて教えてくれていること。

これからもブレることなく、akariらしくグリーフを抱えた方の想いに

そっと寄り添う事が出来るような活動をさせて頂きたいと思います。



なかなか伝わりにくい「グリーフケア」を取り上げて頂き、一生懸命取材して下さった

記者さんにも感謝の想いで一杯です。

悲嘆経験がない方に聞いて頂けることだけでも十分だと思っていましたが、

こうして記事にして発信して頂けたこと。

本当にありがとうございました。





一宮市グリーフケアakari

グリーフケア・グリーフワーク

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