受診のデメリット③


大切な人を亡くすことによる、大きな悲嘆。

これにより、自分の身体が悲鳴をあげてしまうことも。

自分が壊れてしまう程の大きな症状が出ることがある時には、

専門医の助けを借りることも必要なこと。

前回までakariのメンバーさんの経験を発信させて頂いていますが、

受診することには、デメリットもほんの少しはあるのかも?

ということで、

メンバーさん自身が感じた事も、発信させて頂こうと思います。

①新規での保険に入れなくなること。(保険によるので要確認です。)

②医療費がかかる。(自立支援制度を利用すれば1割負担でいけるはずですが、

精神系のお薬は高額である上に、治療が長期にわたる事が多いです)

③人によっては差別的な見方をする人もいます。

などが上がりました。もちろん絶対ではないこともあるかと思いますが、

akariのメンバーさんは、そのような想いを抱かれていました。

上記のようなことをデメリットとして捉えるか、そうでないかは

人それぞれだと思いますが、メンバーさんは結果として、受診して

良かったと捉えられていました。

メンバーさんが通院されていた所は、若い方も多く、見た目には

分からない方も多くいて、「目に見えないだけで、皆さんも大変な

想いをされているんだな・・・」って思えた事も、自分だけじゃない。って

思う気持ちに繋がったそうです。

こうしたお話を聞くと、やっぱり経験をした方では分からない事が

たくさんあるのだと感じます。

死別経験はあるけれど、そこから専門医による、自身の治療の経験が

私にはないので、お薬のことなども私は分かりません。

一人一人、性格も、身長も、体重も、性別も、体調も、悲嘆具合も・・・。

何もかも違う中で、経験した方の想いをお聞きすることで

たとえ、同じようにいかなかったとしても、参考になることはあるかもしれない。

こんな選択もありなんだよ。って思えるかもしれない。

以前にもお伝えしたかもしれませんが、

悲しい想いをして、辛い想いを抱え、強い悲嘆に苦しむ方には

まず、自身を労わってほしいと思っています。

そして、自分にとって「良いとこ取り」をしてほしいと思っています。

自分に必要なものだけを取り入れて、少しでも心がゆったりとできるように。

そういったサポートを少しずつですが行っていけるようになりたいです。

この発信を機に、貴重な経験や情報を寄せて下さる方もいらっしゃり、

今後も少しずつですが、こうした発信もさせていただこうと予定しています。

必要な方の元へ届きますように・・☆


一宮市グリーフケアakari

グリーフケア・グリーフワーク

0コメント

  • 1000 / 1000