ペットロス

少し前、こむぎのお散歩をしていた時、

どこかのおばさんに声をかけられました。

優しい感じで、こむぎのことを色々と聞かれました。

おばさんの質問に答えていると、


「うちも同じ柴犬を飼っていたんだけど・・・。

15歳で亡くなったんだよね・・・。

1年経つけれど、いわゆるペットロスで

大変な1年を送ってきたの。

毎日毎日朝起きるときも、寝るときも、

一緒だったから・・・。

あ~、あの頃を思いだすわ・・・。」


そう言われました。

愛犬を失って、この1年間ペットロスで

大変だった。

ご自身からそう言われたこと。

何か、痛いほどにそのお気持ちが分かり、

自分がその時に咄嗟に出た

ありとあらゆるの言葉で、おばさんのお話に

お返事しました。

1年間ペットロスだった。

と、おばさんは話されましたが、あの感じは

きっと今もずっとそれが続いているんだろうな。

そんな風に感じ取れました。

言葉では1年だった。

それで終わりだと思うのですが、

きっと、気持ちの中では、終わりはない。

おばさんの話しぶりで、それは十分に分かります。


人間ではなく、ペットのお話ですが、

自分もペットを飼ってみて、初めてわかったこと。

人間と同じように、心の繋がりが深ければ

深いほど、失った後の悲しみや苦しみは、

簡単な言葉では片づけられないような

想いになるのです。


おばさんの寂しい気持ちを想うと、

胸が苦しいです。

きっと、おばさんのこと、

見守ってるんだろうな。

「こんなに愛してくれてありがとう♡」って。

大切な命。

きっと、大きな大きな「愛」を教えてくれているのかも

しれません。

おばさんの心が少しでも、

穏やかでありますように☆


*昨日の写真から1年後、同じ場所でのこむぎです。

一宮市グリーフケアakari

グリーフケア・グリーフワーク

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