確かにあった時間

今日、パソコンの中の写真を何気なく見ていたら、

ふと目についた１枚。

夫がいてくれたときに、家族旅行で行った広島旅行での

厳島神社。

どんなに遠い所でも、私達家族が行きたい所ならば

車をビューンと走らせて、

あっという間に連れて行ってくれた夫。

楽しかったな。

もうすぐ５年。

時々、夫は本当にこの世に存在していたのだろうか？

そんな錯覚に陥ってしまう時があります。

もう５年も喋っていない。

今、もしも逢うことが出来たら？

と自分自身に問いかける時があるのですが、

もう５年も喋ってないので、

恥ずかしくて、モジモジして喋れないかもしれない・・。

そんな子供みたいな事を本気で考えたり。

その位逢えていない。

というか、もうこの世では絶対に逢えない。

でも、こうして一緒に訪れた場所の

写真を見たりすると、

確かにあったんだ。

夫はきちんと存在している。

出逢えたことは、夢じゃない。現実なんだ。

そんな風に思う事ができます。

それと同時に、涙が溢れます。

逢いたいです。

明日は、同じ悲しみを抱えながら

前に進もうと踏ん張る方達との時間。

私にとっても本当に大切で、必要な時間。

改めて、大切な人の確かな存在を確認しつつ、

感謝の気持ちをしっかりと感じて、

皆さんと、一歩ずつ、ゆっくり歩いていければいいな。