グリーフのその先には。


少し前、ブログなどを一切見ていない

ある近しい方から、グリーフケアについて言われたこと。

「悲しみを慰めあっているだけでは意味がないんじゃない?」

思わず反論してしまいました。

「慰め合う。」もちろんそれが全くないとは

言わないです。

でも、「慰め合う。」という言葉なんかでは説明できない

ような、感情、想い、それの共有。共感。

とてつもないことを経験し、

同じような経験をした人が周りになかなかいない中、

大きな不安を抱えながら、日々を送る中で、

想いを互いに吐きだし、理解しあえることが出来る事は

とても重要な事です。

でも、グリーフケアはそこで終わりではないんです。

かかる時間は、その方によって全く違いますが、

その長い長い先に、必ず生きる力が湧くような、

100%とまではもどることは出来なくとも、

今よりも、笑顔でいられるような、

そんな未来に向かって、その方にあったペースで

ゆっくりゆっくりと、前進、時に後退しながらも、

結果、共に前に進めるように。

大切な人を亡くし、最大の悲しみを抱えてしまったけれど、

その中でもわずかでも、光の方向へ向かえるように。

そこが大切な部分だと思っています。

何十年かかってもいいんです。

もしかしてそこまで到達できないかもしれない。

それでも、向くことさえできればいい。

ですので、

最初のような言葉を投げかけられたとき、

悲しい気持ちになりました。


ここに来て下さる方には、

ゆっくりゆっくりで大丈夫。でもいつか

笑顔になれるような、そんな想いを、

これからもブレずに発信していこうと思っています。

今日の灯りは

ソイフラワーキャンドルです♪







一宮市グリーフケアakari

グリーフケア・グリーフワーク

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