守りたいもの。
息子がインフルエンザでした。
山は越えましたが、我が家にとっての
インフルエンザは、夫を奪ったきっかけになった
恐ろしい病。
それまでは、かかっても薬さえ飲んで
安静にしていれば治るでしょう。
くらいにしか思っていませんでした。
でも、我が家の場合はそうではありませんでした。
あれ以来、インフルエンザの季節になり、
実際に今度は子供たちがかかると
それはもう、気が気でない数日間を
ここ数年過ごしています。
今回は、少し熱が長引いたりしたので
本当に生きた心地がしない瞬間が
何度もありました。
夜中に起きて、息子が呼吸をしているか・・・。
とか、
何度も額を触って、熱を確かめたり。。。
夫を失ってから
「大切は人をもうこれ以上失いたくない。」
この想いは、死別を経験してから
さらにさらに強く敏感に感じるようになりました。
それでも、いつかは、絶対に誰にでも訪れる死。
時期はそれぞれですが、必ず経験する死別。
避けられないこと。
この悲しみや苦しみを経験する意味・・・。
まだまだ分かるようで分からない・・・。
失った大切な人からは今でも
これからも、ずっと・・・・。
本当に大切なことは何か。
を学ばせてもらっているのかもしれません。
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