出来るようになったこと

7年が過ぎてようやく出来るようになったこと。

「食事作りがそれなりに楽しめるようになったこと」

100%楽しめている訳ではないですが、今の状況の中では

十分なのではないかな。と感じる程度ですが、

私にとっては夫と死別してから7年間、「ご飯を作る事」に

意味を見出す事が出来ずにいました。

もちろん、最低限のことはしてきましたが。

死別をするまでは、料理をすることや、お菓子作りをすることが

とても好きでした。遣り甲斐がありました。

私のその遣り甲斐や、やる気につながったのは、

どんなごはんを作っても、満面の笑みで「旨い!!」と言いながら、

まるで、煉獄さんのように(笑)モリモリ食べてくれていたから。

自分の嫌いな食材も、夫が喜んで食べてくれると想えば、

何度も食卓に並びました。

いなくなったことで、その「甲斐」はゼロに。むしろマイナスになったのかも。

子供の為に・・・。そう想って頑張ったりもしていましたが、

夫が喜んでくれていたようには、反応してくれない子供達。仕方ないですけど。

そんな自分でしたが、数ヶ月前にひょんな事がきっかけで、

「ごはんを作る事」が楽しくなってきました。

7年が過ぎてようやくです。

今まで、「夫の為に出来る事がとにかく幸せで、夫が喜ぶ顔が見たかったから」

そこが全てになっていたので、ずっとそれを越えられずにいました。

今は、「自分のために」

「自分が心から美味しいと思える本能に意識を向けてみる」

そんな感覚が、ひょんなことがきっかけで、自然と芽生えるようになってきました。

難しい料理を作るわけでもなく、逆にいたってシンプルに。

素材を楽しむ。身体に優しい食材に目を向けて、それを知ろうとしてみる。

そんな当たり前で、単純なことが私にはこの7年間は出来ませんでした。

それからは、どんなに疲れていてもごはんを作る事だけは

楽しみながら出来るようになっています。

それなりに。ですが^^そして、もうひとつ。

それまであんまり食べてくれなかった野菜類を、子供たちが進んで

「美味しい!」と言いながらたくさん食べてくれるようになりました。

たべることは、笑顔になれることに繋がるのかもしれないな~。

なんて、最近になって感じられるようになってきました。

大切な人を失い、もう何もかもがどうでも良い。って思ってしまう。

自分の事なんてどうでも・・・・。

そうやって7年間やってきたところがあるのですが、

今少しだけ思えることは、「自分を大切にすること」「自分を労わること」は

本当に大切なんだと思います。

そんな風に思えるのはとても簡単ではないかもしれません。

時が経って分かったことの1つ。

それでも「それなりに」なんですがね^^

私にとっては、「それなりに」がとても大きな変化だったので、

今の自分にしては十分だと思っています。

どれだけ、もう無理だ・・・って思っていても、少しずつ少しずつ

こうして変化してくるところもある。

こうやって大切な人がいなくなった今も何とか生きている自分。

もがきながらです。

食器も気に入ったものを見つけると買いたいと思えるようになってきました。

お空の夫は、きっと喜んでくれているんだと思っています。

無理に変わろうとせず、自然に思える日が来るまで待つ。

ありのままがやっぱり大切なのかもしれませんね。


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