大切な人へ


今日は、大切な方を亡くした方が2度目の訪問を

してくださいました。

前回の時は、まだグリーワークとしての

キャンドル作りも出来る様子ではなく、

ゆっくり、心の中の表出をされることをおもに。

今回は、本当に心や身体に負担をかけることなく

出来るキャンドルを、ゆっくり、のんびり。

大切な方の事を想いながら。

お話をお聞きしながら。

私も所々お手伝いさせて頂きながら。

制作されました。

大切な方と一緒に感じたい灯り、色、香りを

想像しながら、温かな蝋に触れ、固まる前の

柔らかい感触に心癒やされる工程。

小さな何の飾り気のないキャンドルですが、

お部屋の灯りを落として、

大切な方とゆっくり向き合える時間。

「ありがとう」

「これからもよろしく」

そんな事を伝えられる時間。

はたまた、悲しくて寂しくて、一杯一杯で、

「どうしていないんだろう」って

涙をたくさん流す時間。

私もcandleの灯りを見ながら

たくさんの涙を流してきました。

もうすぐ7年経ちますが、

まだ時々そんな日があります。

やっぱり、何年経っても悲しいものは悲しい。

それでも、涙がなくなるまで泣きつくし、

灯りを消す頃には、ほんの少しだけ

スッキリした気持ちになったりします。

そして、何とかまた明日1日を!!

って踏ん張れてきました。

大きな力にはなれませんが、

キャンドルの灯りで、大切な人との繋がりを

一瞬でも感じてもらえたら。

大切な人と2人だけの、温かな時間を

灯りによって、届けられたら。

そんな風に思います。







一宮市グリーフケアakari

グリーフケア・グリーフワーク

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